子供と取り組む「モノづくり」のメリット・デメリット⁉

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子供と取り組むモノづくりをやりたいけど、実際は、親が作るんでしょ?

どうせすぐに壊すし、
親が殆どの工程をするんでしょ?
作る意味あるの⁉
って思っているパパママいませんか!?
※実際、私もそうでした( ノД`)シクシク…

様々な知育本や、SNSにも、子供と一緒に取り組むモノづくりを推奨していますが、
「なんか効果を感じられない」、「メリットを感じられない」という人も
多いのではないでしょうか?

私が実際に「モノづくり」をやってみて感じた
『″親″目線のメリットとデメリット』だけでなく、
実際に作った「前」と「後」の子供の変化も含めて、まとめてみました。
※うちの実例になりますので、あくまで参考程度に!!

この記事を読むことによって解ること

◆子供とモノづくりをする″親″側からのメリットとデメリット
◆実際に作った「前」と「後」の子供の変化

※また実際に取り組んでみて、うまくいかなかったご家庭にも、
今後の参考事例になるかなぁと思っています。

文末に、私が子供と取り組んだモノづくりの写真もアップしてます!

 

子供とモノづくりをする『″親″側のメリット』

①おもちゃ屋に行っても、おもちゃが欲しいと癇癪を起すことが少なくなった。

・子供が欲しいおもちゃを一緒に手作りすることによって、おもちゃ屋で、
おもちゃを買わなくても、欲しいおもちゃを手に入れる事もできるんだ!という
選択肢を頭の片隅にインプットできました。

※実際うちのウルトラボーイは、おもちゃ屋に行っても、車が欲しいとは
言わなくなりました。たまに欲しいと言われることもありますが、
「じゃ作るか!?」と言うと、その場をノリノリで離れてくれてます。

②モノを大切に扱ってくれるようになった。

・モノづくりを一緒に取り組んだことにより、自身が作ったおもちゃという認識に
なり、今までに比べて、ものを大切に扱ってくれました。
※最終的には、段ボールで作ったこともあり、沖縄の湿気にやられて形が崩れ、
子供に許可を得て、破棄させて頂きました。ゴメンね(´;ω;`)ウッ…

③普段は嫌がるモノづくりを取り組ませることができた。

・いざ、子供と折り紙や、はさみを使ったモノづくり、糊を使った知育など、
簡単なものから、はじめさせようとしても、嫌がってやってくれなかったり、
途中で投げ出したりすることが多かったのですが、親と子供が一緒の目的をもって
作ることによって、モノづくりを通して、はさみや、糊を使わせる事ができました。
もちろんすべて子供が作ることは難しいので、基本は親がやっていますが、
要所要所で手伝ってもらうスタンスで良いと思います。
(少しづつでも取り組ませることができれば、その内、子供の手先も器用になり、
自ら取り組んでくれるようになり楽しんで自らやってくれるので、基本は親が
作るスタンスで大丈夫です。)

モノづくりをする『子ども側のメリット』

①作る過程で、コミュニケーション能力育成につながる

・うちの長男たーくんは、3歳ですが、なかなか自身の思いを言葉にすることが
まだまだ苦手な時期です。あくまで、子供が作りたいモノを作るというテーマで
今回は、モノづくりをしたこともあり、
車のドアは、どのように作るのか?ハンドルは動くようにするのか?屋根はつける
のか?など、必然的に子供へ質問する環境ができ、子供にしっかりと考えさせた
上で、発語を促すことができました。

※知らず知らず、親の押し付けで、これが良いと決めつけがちになってしまいがち
です。こどもの意見を吸い上げて、形にするために、親としても質問力の鍛錬に
なっていた様です。
親の質問力が上がれば、子供の引き出しをもっと開けることができます。

②クリエイティブな発想力を育成することができる

もちろんコミュニケーションだけではなく、車を作るために、段ボールをどうする
のか?ハンドルを動かすためには、どう作ったらいいのか?など、最終的には
親が作ることになるにせよ・・・
子供に、どんな形にしようか?などと、しっかり考えさせられたと思います。

※こういうゼロから考えさえる過程は、日常の中で、意外とできそうで出来ない事
ではないでしょうか。ワークなどの勉強や、知恵遊びなど、考えさせる過程は、
たくさん在りますが、全くのゼロから考えさせることができるのは、
やはり何かを作る過程でしか出来ないことではないでしょうか。

③問題解決力を育成することができる

実際にやってみると判るんですが、子供にとってゼロからモノ作りをすることの
難しさについて痛感します。
その際に、子供自身ができる事、できない事を理解したうえで、「これはパパが
やって」と駄々をこねるシーンが何度もありました。冷静になって考えれば、
それは子供にとって難しいことであり、この問題を解決するためには、親にやって
もらうというロジックの上で、動いていたように思えます。

それはそれであり・・・?のような気もしますが、親としては、子供に考えさせて
作らせたい一心で「できるよ!がんばれ!」と言ってしまいがちです。

そこは“ぐぅっ”と堪えて、すぐに子供に歩み寄り、「じゃあ、これはママorパパが
やろうね!ママorパパはコレをやるから、たーくんは、コレをやってみて」と、
いった具合に、まずは出来なかったことを認識させるのではなく、取り組んでみたら
出来た!と成功体験を重ねさせることが絶対に必要です。
そうしなければ、失敗するからやらないという負の思考に陥ってしまうからです。

ウチではまだまだ発展途上で、完全な成果は出ていませんが、子供の問題解決力を
見極め、親がさり気なくエスコートしてあげる。パパになぜこの作業を依頼した
のか?を冗談を交えながら、質問し気づきを与えることも、問題が何だったのか
を気づかせられます。

私が考える問題解決力は、問題が何かを理解して、その問題をどのように解決する
のかを考える力だと考えているからです。簡単な作業をやらせるなど、子供にあった
問題解決をさせることによって、モノづくりを完成させるというゴールに向かって、
子供が問題に対してどう向き合うのかを考えさせ、解決に向けて、失敗しても良い
から、積極的に取り組める心を作ることも非常に大事にになってきます。

 

子供と取り組むモノづくりの『″親″側のデメリット』

親のデメリット

①時間と労力が掛かる。
※但し、親の労力以上に得られるものがあることは確かです。
子供の完成像と、親の完成像は違うことにも注意が必要です。
親が作りすぎ、凝りすぎてしまうと、子供も完璧を求めがちになってしまうため、
自身が納得するものができなかった場合、②の子供の機嫌を損ねてしまうに
繋がってしまいます。

②子供の機嫌を損ねた時が大変
子供が機嫌を損ねてしまった際に、作りかけの作品と、周りに散らかしたゴミ、
泣きわめく子供… 本当に大変なことになります。
※実際、私も、何度も子供の機嫌を損ねてしまって大変な場面はありました。
ただ一生懸命作っている姿を見せることも、子供には親からの愛情を感じることが
できたようで、最終的には手伝ってくれ、一緒に作ることができました。
大きなモノではなく、小さいモノから始めるのも大事なポイントかと思います。

③依存性が高い
※一度作れることを知った子供からのハードルの高いリクエストが次から次へと
舞い込んでしまう。親としてはうれしい半面、それは作れない、いや・・・作る
のは相当大変だよぉ~と困惑する場面がありました(笑)

実例:段ボールでウルトラマンは無理(笑)

モノづくりをする『子ども側のデメリット!?』

・子どもに聞いたわけではないので、実際のところわかりませんが、
モノづくりをすることによる子供のデメリットはないように思えます。
強いて言えば、ハサミなどを使うため、ケガには十分気を付ける必要がある
くらいでしょうか。

最後に、今回作った「ダンボールカー」です。

※段ボールの形をそのまま活かし、フロントガラス部分をカッターで切り抜いて、
ドアの部分もただ切っただけになります。ハンドルも拘って作ったんですが、
写真撮っていなかった。。私のバカぁん。

以上になります。
子供とモノづくりをすることで、子供以上に、親として多くの学びを得ることが
できると思います。

子供のために、親が子供と一緒にモノづくりに取り組むことによって、
親の子供への接し方を見つめなおすきっかけであったり、トレーニングにもなると
思います。今では子供への声掛けや、接し方を確認する意味で取り組んでいます。

子どものためにできることは、いつも親がどう接するかが一番大事です。

子どもの成長のために、やっぱり大変ですがウチでは楽しくやっています。
またモノづくりした際には、ブログ更新させて頂きます。

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

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